EUの官僚は修理する権利を履き違えてないか

X見てたら、こんなポストが目に入った。

これを見たとき、私は、EU終わってんなと思った訳だ。

なんでEUが終わってるのか

何故なら、修理する権利の的を外しているからだ。修理する権利って、修理が名前に入ってるから、EUの馬鹿な官僚は、「修理できて、SDGsに配慮できてるって言えるな!!良かった〜。これで○○ユーロももらえるとか最高〜!」とか思ってるんだろうが、修理する権利ってのはそれが重要ではないはずだ。

修理する権利の一番の意義は、自分の機器を自分でいじれることだ。そもそも、ハードが壊れた!!でもメーカーに高い金払いたくない!!って言うんだったら、自分でハンダゴテ握って、壊れた部品を特定してそれを交換すれば良い。そんなこともできずにメーカーのせいにすんなと。

修理する権利を阻害する一番の害は、ソフトウェアだという話

iPhoneの上で、androidは動かないよね。アーキテクチャとしては同じARM64なんだから、別に動いたっておかしくないのに。これをするのを一番邪魔しているのは、iPhoneがAppleが署名したOSしか動かさせないと設計されているからだ。そうじゃなきゃ、どっかのハッカーがiPhoneにandroid移植させたったwwwみたいな話題がとっくの昔にあったはずだ。そうじゃないのは、Appleが自分のOSに署名をして、Appleの署名がついていないソフトウェアは、どうやっても動かさせるまいとしているからだ。それから、それ以上にまずいのは、FLOSSである(AOSPが自由なだけで、スマホメーカーごとのやつは全然不自由だけど)androidでroot化とか、BLU(ブートローダーアンロック)できないことだ。このように、FLOSSなLinuxを搭載しておいて、署名で動かすことをブロックすることを俺たちの尊師(リチャードストールマン)はTivorizationと言って批判した。(そもそも、RMSが自由ソフトウェア運動を始めたのは、Xeroxのプリンターのソフトウェアが使いにくかったからだから、ソフトを自分で良くできないことには敏感だよね)

まず修理する権利を守りたいなら、そういう製品を法律で禁止すべきだと思う。

それに比べればバッテリーの問題なぞ、スマホに吸盤付けて背面をひっぺがして、アリエクでもアマゾンでもからバッテリー探してそれを付ければ済む話なんだから、わざわざ法で企業を縛る必要は無い。

いや、メーカーの言い分も分からなくもない(分からない)

こういう時、メーカーはこぞって、セキュリティーガーとか言うんだけど、別にオンオフ切り変えられるようにすれば良いでしょ。PCだって、securebootって機能はあるけど、UEFI画面から切り変えられるし(Windowsを使っている人はこれを遊びで試すのはおすすめできない。Windowsが何かの拍子で、セキュアじゃないから起動をブロックするかもだから)。だから、そんなのはメーカーの怠惰なわけ。多分、ハードが熟し切ってしまって、もうソフトをメーカーの力で制御してユーザーの自由を奪わないと、買ってもらえないんだろうね。あと、ユーザー側がセキュリティーが、って言ってる人、メーカーが絶対に信頼できるのかよという話。知らぬうちにバックドアが入っていても、マルウェアが入ってる可能性があるけど、ソースコードを見て自分で判断することができないから、メーカーに全てを託す必要がある(FLOSSでも脆弱性とかはあるけど、意図して含ませることは難しくなるよ)。メーカーだって、営利のために動いていて、ユーザーのための慈善事業じゃないんだから(一ミリも企業を信用すんなって話じゃなく、何でもそうだけど100%信じ切ってしまうのは不安じゃない?ってこと)

だからやっぱり私はEUの法が嫌いなんだって話

EUの法ってのはいっつもそうだ。未成年のプライバシーを守るためとか言って、SNSを利用する人全員に身分証の提出をさせたり。これなんか、未成年のプライバシーを守るとか言うけど、大人のプライバシーは守らなくて良いのかよ。子供にやってはいけない( 憚られる)ことを大人にするのは良いとか、ちょっとおかしいんじゃないのかよ。

今回の件だって、修理する権利を守りますみたいなフリして、ただメーカーに甘えてるだけじゃないか。修理する権利ってのは、自分の持っているデバイスを自由に修理、改造して学習できるってことなんだ。ハードが壊れて、自分で修理したいと思ったら、自分で部品を買ってハンダゴテを握り、基板に当てとけという話だ。ソフトだと、署名が付いていて、どんな数学者でもそれを破ることはできない。ハードならハンダゴテを握れば解決できる。ソフトだとそうはいかない。ソフトがアップデートされなくなって、ハードは壊れてないのに捨てられた電子製品など、山ほどある(物理的に壊れて捨てられたものより多いんじゃないかと思ってる)

おわりに

EUのSDGsの法を制定している官僚、大丈夫か?一番長くもつのは、ユーザーが企業に甘える構造の製品ではなく、ユーザーが自分の能力を使って自分達の力で直せる製品に決まっているのにさ。EUには、こういうハードウェア側でソフトの自由を奪うような設計の製品を規制することを期待しているよ。

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